展示とは?
夏はもうすぐそこです!
寒いのも・・暑いのも・・なんて考えますが、どんよりした雲にも
多少飽きてます。みなさんいかがでしょうか?
さて、先月いくつかの記事でご紹介しましたJun Sakamoto氏の個展。
どのような展示だったのか?期間中にてご紹介を控えておりました。
気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は作品と展示についてご紹介したいと思います。
ご覧のように床に斜めに並べる・・といった展示になっておりました。
工夫されているのはそのケース、深さ約1cmのカブセの板箱に絶妙のクリアランスで写真が収まって
おりました。このケースでこの様な展示が可能になります。なるほど!
美術館やギャラリーは作品の為の空間です。極端に言えば空間も含めてその作品の表現と言えると
思います。以前の記事DECORATE THE WALL.100でもご紹介しておりますが、見やすい目線の高さ
は作品の中心が床から145cmあたりの高さが標準的かと思います。そんな概念でこの空間を見ますと
一種のアンバランスを感じます。そこが面白い所で、空間の広がりに対して、何か寂しさや心細さを
感じさせられることこそ「広島へ行く」というタイトルの展覧会の意味を強く表現しているのかも
しれません。そこに並んだ一見暖かみのある写真・・そのギャップになおさら複雑な感情を
覚えました。
展示的には上から覗くという新しい鑑賞の仕方の面白さ、見やすかったのが意外でした。
空間と作品とタイトルが見事にマッチしたすばらしい展覧会になったのではないでしょうか?
私、展示につきましては話が長くなるのでこの辺で・・・
この作品が私のベストチョイスです。とても気に入っています!
空間を意識した展示を楽しみに美術館やギャラリーを覗いてみるのもいいかもしれません。
作品につきましては色んな感じ方自由!なので皆さんも自由に感じてみて下さい!
今後も広島の表現!どんどん活気づくといいですね!
なごなるとしてもこれからも色んな表現をご紹介していきます。
お楽しみに!
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