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process-2 2D→3D 

デザイン画を描くことにつきましては以前process-1でお話させていたきました。今回はデザイン画〜シャツが出来るまでをお話させていただきたいと思います。

デザイン画もすべてが形にできるわけではございませんのでご了承ください。

さて、やっと作品にできるデザイン画が完成しました。そのデザイン画をパタンナーにお渡しします。nagonaruの場合、デザイン画の時点でパタンナーの方と打合せをしました。

パタンナーとは洋服の図面を引いて型紙におこす方です。パタンナーは生地の特性も理解していなければなりません。特に久留米絣の生地は巾約37㎝という特性があるため、いかに効率よく型紙を作るかは大変重要な作業になります。

縫い代なしのパターン(型紙)が完成しましたら、シーチング(生成りの綿生地)にてトワールを組みます。言い換えますと仮の生地(シーチング)でデザインを3Dにしてみる?感じでしょうか?(→トワール)

通常は半身で組みますが、デザインによっては両身で組みます。写真は半身のパターンですが、最終的には両身のパターンで確認しました。その後、ボディーに着せてみたり、実際にトワールを試着してみて着心地やサイズ等を確認して微調整を行います。nagonaruのシャツも何度も細部を調整させていただきましたが・・もっともっとと考えております。

完成したパターン(型紙)と縫製指示書、ボタン、タグ等の備品、芯地、裏地などの副素材を縫製に回します。(縫製に関してはまた次回お話ししたいと思います。)

そして完成したのが写真のシャツです。

ズボン、モンペも同じ作業を繰り返しております。

ものづくりの難しさを感じました。

しかし、デザインが平面〜立体に変わった時の感動は大きいものがありますね!

多くの方のご協力の上に一つの作品が成り立っております。感謝の気持ちです!

トワール1 トワール〜完成 トワール2

 

2014年03月03日 | Posted in blog | | No Comments » 

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