かたつき
男ノ子焼と深い関係をもつ武将立花宗茂についてはアーカイブで少し触れております。
同時代の敵方の秋月種重が降伏の証として豊臣秀吉に差し出したのがこの“かたつき”です。
肩衝(かたつき)とは茶入れの一種で上の方(肩)の部分が張り出したものです。
茶の道に造詣の深かった秀吉は非常に喜んだそうです。この肩衝は天下三肩衝の一つとされています。
一説には現在のお金に換算して数億円!!だったとか…
男ノ子焼の特徴についてナマコ色をご説明しましたが、もう一つの特徴としてはこの肩衝同様に
肩が張っている形があげられます。ご存知の様に福岡県八女地方はお茶の名産地でございます。
立花宗茂は豊臣秀吉に非常に恩義を感じていた武将でございます。太閤様に気に入っていただける為
の男ノ子焼? 権威の象徴としての男ノ子焼? そういった見方もできるかもしれませんね!
(茶入れ肩衝のイメージ)
2014年02月11日 | Posted in blog | | No Comments »
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