こうぞ
楮(こうぞ)で紙をつくる。
先週(お盆休み中)に訪れたのは八女伝統工芸館です。
ここでは八女市のあらゆる伝統工芸が展示され、
日によっては実演やイベントが開催されています。
福岡県南部地方の伝統的工芸品を取扱うなごなるとしては
欠かせない場所で、毎回尋ねています。
八女では主に楮というクワ科の植物の樹皮から「和紙」を作っている
ということで、早速体験製作してみました。
楮の樹皮から繊維質を取り出し、漂白、さらには漂白剤を完全に抜き、細かい不純物を取り除く、
そして繊維質を解きほぐす・・・簡易に書きましたが、紙を漉くことができるようになるまで、
大変な作業が続くそうです。
そしてようやく、皆さん多分ご存知の紙漉きです。
体験製作はこの紙漉きからできます。(最後の脱水、乾燥は館の方がやってくれます)
画像のように、押し花をレイアウトすれば・・・・
ご覧のように完成です。
和紙の技法は飛鳥時代の610年頃,中国から伝わったとされるそうです。
書物としてはそれ以前に伝来していましたが、国産としては奈良時代からとのことで
いずれにしろ大変歴史のある日本の伝統工芸です。
この和紙でなにかつくれないかな〜などと考えつつ・・・
実は立派な夏休みの工作にもなりました!!
八女市を訪れた際にはぜひ八女伝統工芸館に足を運んでいただきたいと
思います。
P.S 本日は久しぶりに終日身体を動かしておりました。
結果、身体が重い・・・一人反省会です。
まだまだ頑張らねば・・ですね。
2014年08月26日 | Posted in blog | | No Comments »
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