test

御花 前編

 広島市内

今日は朝から降ったりやんだりを繰り返しています。

九州でも大雨による被害が出ているとのこと・・・

8月の雨の多さを皆さんも感じてらっしゃると思います。

どの地域においても起こりうることかもしれません。

自然の中に暮らしていることを改めて認識します。

これ以上、被害が拡大しないことを祈るばかりです。

 

なごなるブログ

昨日もご紹介しました福岡県南部地方八女市の「男ノ子焼」(おのこやき)

この焼物を語る上で最も重要な人物は、以前にもご紹介しました戦国武将

「立花宗茂」(たちばなむねしげ)かもしれません。

現福岡県南部地方に領地を得、初代柳川藩の領主となった宗茂は文禄の役の際、

陶工を伴い帰還し、この地に窯を築きました。この窯が男ノ子焼の始まりとされています。

その後、現在の八女市立花町北山地区に窯を移すこととなり、その後一度窯は途絶えますが、

地元の人々の努力によって、現在「男ノ子焼の里」として再興されています。

そして今後、途絶えること無く継続してこの窯を守るべく頑張っておられます。

宗茂候も大変喜んでおられるのでは?ないかと思います。

その地で生まれ育った私も子供の頃には気付かなかった地元の伝統文化に興味を抱き、

ありがたいことに取扱いをさせていただいている次第です。

すべては立花宗茂から始まりました。おおよそ400年前の話です。

立花邸2 立花邸4 立花邸5

 

さて、この度訪れました「御花」とは柳川藩五代藩主である立花貞俶(たちばなさだよし)

によって1738年に築かれた立花家の別邸で、当時御花畠(おはなばたけ)と呼ばれていた

地名より地元の人々は親しみを込めて「御花」と呼ぶ様になったらしいです。

明治に新築された洋館や和館、日本庭園を見学することができます。(明日以降紹介します)

地元柳川市の観光名所でもあり、有名な川下りもすぐ近くのお堀で楽しめます。

明治〜昭和の作家北原白秋の生家なども近くにあります。

「あめあめ ふれふれ かあさんが・・・」ご存知でしょうか? この童謡の作詞も白秋です。

とても風情があり、文化的な場所です。

立花邸9 立花邸10 立花邸11

私、かなり気に入ってます。この立花宗茂の鎧兜!

美しさ、格好よさ、オーラ?(上手く表現できませんが)とでも言いますか・・

思わず見入ってしまいます。

立花家資料館にはその他にも立花家ゆかりの貴重な資料が展示されています。

この日も歴代藩主の甲冑や葵の御紋の入った駕籠、立花家に伝わる

ひな人形など見応えある展覧会でした。

男ノ子焼のルーツを発見できる!?現柳川市の立花家別邸「御花」

ぜひ訪れていただきたい場所の一つです。

参考HP:御花(こちらに歴史的背景など詳しく説明があります)

関連記事:立花宗茂

また洋館や庭園については後日後編でご紹介します。

 

 

 

2014年08月22日 | Posted in blog | | No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください