Gewalt 10
台風の動きが気になる中、ブラジルまさかの大量失点・・・
いよいよ大詰めですね!ドイツ強し!
大量生産、大量消費される工業製品を「Gewalt」つまり「暴力」という
題名で描き、破壊と再生を繰り返す社会の矛盾を表現したシリーズ。
約20年余の年月を経て環境の変化、それに基づく心境の変化とともに進化していく
アーティストK.Fukuchi氏の作品の変遷ご紹介しております。
前回記事:Gewalt9 ぜひご覧下さい。
今回は描く対象の変化です。
鋼板をキャンバスにした同じシリーズですが、初期は工業製品、自然、人間の内面等を
より記号的にした表現でした。それらはPOPART的な表現でどこか無機質な感じで描かれており、
Gewaltを強く意識した作品といえるかもしれません。
そこから一つの共通対象が登場します。
シンボル的であり、無表情なもの、人物に見えるが、実際は違うものなんですね・・・
本当に不思議な対象です。何だかおわかりでしょうか?
それらが現代社会と融合しているとてもインパクトのあるシリーズへとさらなる変化を
遂げます。そこに隠された深い意味はおいおいご紹介することにします。
作品としての完成度もさらに磨かれているように感じます。
単純にPOPARTとしてご紹介することはできないような気がしております。
次回よりタイトル変更するかもしれませんが、引き続きお楽しみに!
なごなるではK.Fukuchi氏の作品を取扱いします。
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