Gewalt 7
『!?』とお思いも方もいらっしゃるかもしれません。
梅雨といえば紫陽花ということで・・・連続ですが!
シリーズ「Gewalt」の7回です。K.Fukuchi氏の作品をご紹介しております。
前回はアメリカ〜インドへの旅を油彩で表現した作品をご紹介しましたが、
※参照Gewalt 6
今回は帰国後の作品となります。
またまた私なりの解釈となりますが、お許しくださいね!
インドでは強烈な体験があったのではないか?と想像しています。私もちろん行ったことが
ありませんので想像ですが、我々から見ればリアル過ぎる自然、そしてそこに暮らす
インドの人々のリアル過ぎる日常は少なからず彼に影響を与えたのかもしれません。
当ブログでも度々登場します。身近にある自然や風景の美しさ、今まで意識しなかった
日常にあるものの大切さなどを発見したかのようなダイレクトに伝わる作品を描いています。
もちろんどんな表現にも同氏独特の印象を受けます。
もう一つはその技法かもしれません。水彩画は水彩画として、金箔シリーズは
金箔シリーズとして確かな技術で描かれています。
決して表面だけのインパクトに頼るものではありません。
まさに何か心境の変化が伝わってくる作品です。
なぜ日本的技法を試みたのか? インドでの体験もあるとは思いますが、
帰国後の同氏を取り巻く環境の変化もあったのかもしれませんね・・・
詳細はわかりませんが、今までご紹介してきた作風と比べると驚かれる方も
いらっしゃるかもしれません。
ただ、そこには共通するテーマとして大きい意味での「自然や社会」があると思います。
それと同時にK.Fukuchi氏の技術や表現の幅もご理解頂ければと思います。
何気に壁に掛けてある。日常的な風景にとけこむ。そんな穏やかな作品かもしれません。
また、インドの人々の自然に生きる日常的な風景を日本における日常的な風景として
表現されたのかもしれません。
なごなるではK.Fukuchi氏が現在描いている作品を取扱しております。
なぜ?なごなるが同氏の作品をご紹介するのか?
その意味をこのシリーズを通してお伝えできればと考えております。
引き続きお楽しみに!!
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