JAPAN BLUE
藍ちゃん? 名前にも使われます。素敵な名前ですね!
藍とはタデアイ、アイタデとも呼ばれる植物で、青い染料としての
歴史は紀元前にまでさかのぼります。
藍染めはこの藍を発酵させた染料で染めることで、発酵の調整(見極め)が
非常に難しいとされています。
その工程も薄い藍から濃い藍へと染めて行き、20〜30回かけて染められる
ものもあるらしいです。
先に書きました藍の発酵度合いの確認は実際に舌で舐めて味を見るという
まさに職人のなせる技です。
ここで注意したいのが、インディゴとの違いです。同じ濃紺ですが、インディゴ
は化学染料で美しい染色が可能です。逆に藍染めの魅力は天然であるが故に
含まれるその不純物が藍本来の色を生み出すと表現できるかもしれません。
洗うごとに深みのある色合(風合い)がでる藍染め、海外ではジャパンブルー
と呼ばれることもあるとか!?
凛とした日本特有の色・・何だかそんなイメージがあります。
育てるかのようにその色落ち、風合いを楽しんでみたくなりませんか?
※もちろん化学染料にはその良さがあります。発色が美しかったり、色んな色を
表現できたり、染色効率も良かったり・・
色んな染色を楽しむことができる久留米絣だと考えています。
もうすぐWorld Cup! 頑張れジャパンブルー!!
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