焼成
焼物は
1に・・焼き
2に・・土
3に・・細工
といわれるとのことです。
つまりは焼成(しょうせい)が一番重要だと言う事でしょうか?
焼成とは原料を高熱で焼いて性質に変化を生じさせること。
粘土を窯(かま)で加熱して石質にするなどの意味です。
効率的?に焼成する為の窯の歴史は古墳時代後期頃に伝来したらしく・・・
突然ですが、古墳時代といえば「ハニワ」ですね!「ハニワ」も古墳時代の素焼きの立体作品
と言えるかもしれません。
縄文土器などは野焼きでしたが、古墳時代後期以降は穴を掘って焼く地下、半地下の穴窯〜
半地上の大窯〜斜面に焼成室を連ねた登り窯へと熱効率や生産性を考え徐々に進化して
行きました。
勿論、焼物の品質も向上していったに違い有りません。
現代では、ガス窯や電気窯が登場し、均等に焼けたり、自動制御されていたりと大変便利です。
写真のように男ノ子焼の里には登り窯があります。
陶器の場合約1100℃〜1200℃位で焼成するらしいのですが、
自動制御とは違い、温度を保つのは熟練の技が必用とされます。
2昼夜通しの薪くべになるとか?
登り窯についてももっと勉強が必用ですね・・
その為にも機会があれば是非私もお手伝いさせていただきたいと思っております!!
約1万6500年前からつづくとされる日本の「やきもの」の歴史、簡単には語れません。
今後も色々とご紹介していければと思っています。
「ハニワ」についても!
2014年05月02日 | Posted in blog | | No Comments »
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