機械と灯り
先日下川織物様で糸についての話をお聞きした時、
「トヨタも最初は織機を作ったんですよ!!」とのこと・・・!
突然ですが、「産業革命」・・・18世紀中頃〜19世紀にかけての工業化でしょうか。
イギリスに起こり世界に広がります。近代化の幕開けですね。
第一次産業革命の中心は紡績業です。高速化された織機の発明により、生産性を高める為の
紡績機の発明も追随して行われました。
日本でも紡績は産業の中心であり、ご存知トヨタも自動織機を開発し、
日本の産業化のもと大きく発展を遂げることになります。
久留米絣も綿糸で織られた生地ですので紡績の産業化の中で更なる発展を遂げます。
織機の導入で生産効率を大幅に伸ばして行き、当時の久留米の産業を支えるようになりました。
そこで興味深いのは設備の変化です。電気です。
江戸時代〜幕末期〜明治初期は蝋燭や石油によるランプの灯りが主でした。
実は18世紀の江戸時代には電気が伝来していましたが、まだまだ不思議な現象という
とらわれ方でした。その後灯りは明治時代にかけて大きく進化していきます。
まさに産業革命と密接に結びつきます。
トップ写真は手織りの風景です。機械式でも糸のずれを直す必要等から人が付いていないと
いけません。今も手間ひまかけて織られています。
久留米絣とincandescent lampとの繋がり・・・なごなるが考える今後も残したいものづくり!
続きます!
2014年04月19日 | Posted in blog | | No Comments »
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